1.対ポルトガル関係
10月31日−1日,ポルタス・ポルトガル外相を団長とするポルトガル政府代表団が当国を訪問,マドゥーロ外相等当国政府関係者と8つの作業部会に分かれて協議を行い,石油,教育,保健,観光,技術移転等分野における計13の合意文書に署名を行った。
2.対ブラジル関係
7日,パトリオッタ・ブラジル外相が当国を訪問,当国外務省にてマドゥーロ外相,ラミーレス・エネルギー石油大臣等と会合を行い,電力,石油,鉱業,科学技術,農業開発,住宅等分野における二国間協力について見直しを行った。
3.対米関係
(1)8日,ブラウンフィールド米国務省麻薬犯罪取締担当次官補(元駐ベネズエラ大使)は,米南方軍指令部の記者会見にて,過去5〜6年間でベネズエラ経由の麻薬密売が激増しており,ベネズエラ側の麻薬対策協力の欠如がその大きな要因であると発言した。
(2)9日,当国外務省は,ブラウンフィールド国務次官補の嘘と中傷に基づく発言は米国のベネズエラに対する恒常的な攻撃の一環であるとして,これを非難する旨の同日付コミュニケを発出した。
4.対日関係
17日−20日,二階衆議院議員等一行が当国を訪問,ラミーレス石油鉱業大臣、ロドリゲス住宅省副大臣,レイノッソ大学教育省副大臣と会合を行った他,PDVSAカラボボ支部を訪問し,オリノコベルト地帯を視察した。
5.対中国関係
22日−24日,Zhang
Xiaoqiang中国国家開発改革委員会副委員長を団長とする中国政府代表団が当国を訪問,マドゥーロ外相,ジョルダーニ企画財務大臣等当国政府閣僚との間で第10回ベネズエラ・中国閣僚級会合を実施し,融資,石油エネルギー,科学技術・中工業,農業分野における計8つの合意文書に署名を行った。
6.対コロンビア関係
28日,サントス・コロンビア大統領が当国を訪問,チャベス大統領と会合を行い,部分到達協定(AAP)の締結を含む,住宅,石油エネルギー,電力,医療,保健,貿易分野における計11の合意文書に署名した。 |