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  ベネズエラ・マンスリー政治情報(平成249

 

政 治 概 況

(1)内政

ア チャベス大統領とカプリレス野党統一候補は,10月7日の大統領選挙に向け引き続き全国各地を遊説した。

イ 29日,バリーナス州ボリバル市において,デモ行進中のカプリレス支持者とチャベス支持者の集団が衝突し,カプリレス支持者2名が銃弾を受けて死亡した。

(2)外交

ア 4日,ベネズエラ政府は,コロンビア政府とFARCの和平交渉プロセスの開始を祝福する旨のコミュニケを発出した。

イ10日,ベネズエラ政府は米州機構(OAS)に対し,米州人権条約を破棄する旨通報した。

内 政

(1)チャベス大統領とカプリレス野党統一候補は,10月7日の大統領選挙に向け引き続き全国各地を遊説し,支持者に対する演説を行った。

(2)2日,全国1,553の投票所で全国選挙評議会(CNE)主催による第2回模擬投票が実施され,投票終了後CNEは,投票は平穏裏に行われ指紋認証機器(SAI)は技術的に正常に機能した旨発表した。

(3)10日,カプリレス野党統一候補は,治安,雇用,医療,教育,公共事業,電力,高齢者対策,貧困対策,石油政策の各分野から成る「政権就任後100日のマニフェスト」(Nuestros Primeros 100 dias para tu Progreso)を発表した。

(4)12日,カプリレス野党統一候補が選挙遊説のために到着予定であったカラボボ州プエルト・カベージョ空港付近において,待ち伏せしていたチャベス支持者数名がカプリレス支持者に対して投石等を行う暴力事件が発生し負傷者10数名が出た。

(5)18日,ジョエル・アコスタ大統領候補(VBP党)が出馬を取り下げる旨発表,これにより大統領選挙の立候補者は6名となった。

(6)19日,カプリレス野党統一候補はコロンビアを訪問し,サントス・コロンビア大統領と会合を行った。

(7)29日,バリーナス州ボリバル市において,デモ行進中のカプリレス支持者の集団とそれを妨害しようとしたチャベス支持者の集団が衝突し,カプリレス支持者2名が銃弾を受けて死亡する事件が発生した。

(8)30日,野党選挙対策本部はカラカスにおいて支持者による大規模示威行進を主催,最後にカプリレス野党統一候補がセントロ地区ボリバル通りで演説を行った。

外 交

(1)対コロンビア関係

8月29日にコロンビア政府がFARCとの和平交渉においてベネズエラを立会人(acompanante)にすると発表したことに対し,4日,当国外務省は,コロンビア政府とFARCの和平交渉プロセスの開始を祝福する旨のコミュニケを発出した。

 (2)対ポルトガル関係

 8日,ポルタス・ポルトガル外相が当国を訪問,マドゥーロ外相等と共に第7回二国間協力合同委員会に出席し,計14の経済協力協定に署名を行った。

 (3)対OAS関係

 10日,米州機構(OAS)は,同日ベネズエラ政府が米州人権条約を破棄する旨通報してきた,インスルサOAS事務局長はベネズエラ政府によるこの決定を残念に思うと共に,これを再考するよう期待する旨のコミュニケを発出した。

 (4)対米国関係

ア 14日,米国政府は,ベネズエラとボリビアが麻薬対策に明らかに失敗しているとの内容を含む麻薬関連報告書を発表,これに対しベネズエラ政府は翌15日,同報告書の内容を断固として拒否する旨発表した。

イ 18日,ロムニー米共和党大統領候補は,米国とラ米諸国の交易関係を促進するためには,ラ米地域におけるカストロ・チャベス独裁モデルの拡大を防ぐ必要がある旨発言した。

 (5)対中国関係

ア 21日,中国投資会社CITIC代表団が当国を訪問,チャベス大統領及びラミーレス石油鉱業大臣等と会合を行い,鉱業,エネルギー,インフラ等分野における契約を締結した,

イ 28日,中国と共同開発していたリモートセンシング衛星「ミランダ」の打ち上げに成功した。

(6)対ロシア関係

 27日,セーチン露副首相兼ロスネフチ公社総裁が当国を訪問,チャベス大統領等と会合を行い,オリノコベルト開発を中心とする計8つの合意文書に署名を行った。

 

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