(1)チャベス大統領とカプリレス野党統一候補は,10月7日の大統領選挙に向け引き続き全国各地を遊説し,支持者に対する演説を行った。
(2)2日,全国1,553の投票所で全国選挙評議会(CNE)主催による第2回模擬投票が実施され,投票終了後CNEは,投票は平穏裏に行われ指紋認証機器(SAI)は技術的に正常に機能した旨発表した。
(3)10日,カプリレス野党統一候補は,治安,雇用,医療,教育,公共事業,電力,高齢者対策,貧困対策,石油政策の各分野から成る「政権就任後100日のマニフェスト」(Nuestros
Primeros 100 dias para tu Progreso)を発表した。
(4)12日,カプリレス野党統一候補が選挙遊説のために到着予定であったカラボボ州プエルト・カベージョ空港付近において,待ち伏せしていたチャベス支持者数名がカプリレス支持者に対して投石等を行う暴力事件が発生し負傷者10数名が出た。
(5)18日,ジョエル・アコスタ大統領候補(VBP党)が出馬を取り下げる旨発表,これにより大統領選挙の立候補者は6名となった。
(6)19日,カプリレス野党統一候補はコロンビアを訪問し,サントス・コロンビア大統領と会合を行った。
(7)29日,バリーナス州ボリバル市において,デモ行進中のカプリレス支持者の集団とそれを妨害しようとしたチャベス支持者の集団が衝突し,カプリレス支持者2名が銃弾を受けて死亡する事件が発生した。
(8)30日,野党選挙対策本部はカラカスにおいて支持者による大規模示威行進を主催,最後にカプリレス野党統一候補がセントロ地区ボリバル通りで演説を行った。 |