1.対米関係
(1)5日,マドゥーロ副大統領(当時)は,国軍を教唆し国内の不安定化を画策したとの責任により,在ベネズエラ米国大使館の駐在武官2名に対しペルソナ・ノン・グラータを宣告した。
(2)11日,米国政府は,ベネズエラ側への対抗措置として,在米国ベネズエラ大使館及び在ニューヨーク・ベネズエラ総領事館の二等書記官2名に対しペルソナ・ノン・グラータを宣告した。
(3)15日,ジェイコブソン米国務西半球担当次官補は,来る大統領再選挙に関し,ベネズエラにおいて公正で透明性のある選挙を実施するのは少し難しい旨発言した。
(4)20日,ハウア外相は,ジェイコブソン米国務西半球担当次官補の発言を内政干渉と非難すると共に,米国とのコミュニケーション・パイプを一時中断する旨発表した。
2.対バチカン関係
19日,カベージョ国会議長を団長とするベネズエラ政府代表団が,フランシスコ新ローマ教皇の就任式典に出席した。
3.対ウルグアイ関係
24日,アルマグロ・ウルグアイ外相が当国を訪問,ハウア外相等と会合を行い,ウルグアイの米州ボリバル同盟(ALBA)の域内統一決済システム「スクレ」への正式加盟申請他,移民,食の安全保障等分野に関する合意文書に署名を行った。
4.対北朝鮮関係
30日,当国外務省は,朝鮮半島の平和を望むと共に,両国(韓国と北朝鮮)に新たな紛争をもたらすような軍国主義的声明及び行動を減らすよう強く求める,軍事演習の度重なる実施は(両国の)緊張を高めるだけであるとして,これを深く憂慮する旨のコミュニケを発出した。 |