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 ベネズエラ・マンスリー政治情報(平成253月)

 

政 治 概 況

1.内政

1)5日,チャベス大統領がカラカスの軍病院で逝去した。

2)9日,全国選挙評議会(CNE)は,チャベス大統領の逝去に伴う大統領再選挙を4月14日に実施する旨公示し,マドゥーロ大統領代行とカプリレス野党統一候補を含む計7名が立候補した。

2.外交

1)5日,マドゥーロ副大統領(当時)は在ベネズエラ米国大使館の駐在武官2名に対しペルソナ・ノン・グラータを宣告,11日,米国政府はその対抗措置として米国駐在のベネズエラ外交官2名を国外追放した。

2)20日,ハウア外相は,米国とのコミュニケーション・パイプを一時中断する旨発表した。

内 政

1.チャベス大統領の逝去関連

1)5日,マドゥーロ副大統領は,同日16時25分,カラカスのカルロス・アルベロ軍病院においてチャベス大統領が逝去した旨発表した。

2)8日,軍士官学校において,マドゥーロ副大統領等閣僚,政府関係者,各国政府・国際機関代表参列のもと,チャベス大統領の国葬が行われた。

3)8日,特別国会が召集され,マドゥーロ副大統領が大統領代行の就任宣誓を行うと共に,同大統領代行はアレアサ科学技術大臣を新たな副大統領に任命した。

4)15日,チャベス大統領の遺体が軍士官学校から「山地の兵舎」(革命博物館)に搬送された。

 

2.ベネズエラ大統領再選挙

1)9日,全国選挙評議会(CNE)は,チャベス大統領の逝去(絶対的欠缺)に伴う大統領再選挙を4月14日に実施する旨公示した。

(2)10日―11日,マドゥーロ大統領とカプリレス野党統一候補を含む計7名がCNEに対し候補者登録を行った。

外 交

1.対米関係

1)5日,マドゥーロ副大統領(当時)は,国軍を教唆し国内の不安定化を画策したとの責任により,在ベネズエラ米国大使館の駐在武官2名に対しペルソナ・ノン・グラータを宣告した。

2)11日,米国政府は,ベネズエラ側への対抗措置として,在米国ベネズエラ大使館及び在ニューヨーク・ベネズエラ総領事館の二等書記官2名に対しペルソナ・ノン・グラータを宣告した。

3)15日,ジェイコブソン米国務西半球担当次官補は,来る大統領再選挙に関し,ベネズエラにおいて公正で透明性のある選挙を実施するのは少し難しい旨発言した。

4)20日,ハウア外相は,ジェイコブソン米国務西半球担当次官補の発言を内政干渉と非難すると共に,米国とのコミュニケーション・パイプを一時中断する旨発表した。

 

2.対バチカン関係

 19日,カベージョ国会議長を団長とするベネズエラ政府代表団が,フランシスコ新ローマ教皇の就任式典に出席した。

 

3.対ウルグアイ関係

 24日,アルマグロ・ウルグアイ外相が当国を訪問,ハウア外相等と会合を行い,ウルグアイの米州ボリバル同盟(ALBA)の域内統一決済システム「スクレ」への正式加盟申請他,移民,食の安全保障等分野に関する合意文書に署名を行った。

 

4.対北朝鮮関係

 30日,当国外務省は,朝鮮半島の平和を望むと共に,両国(韓国と北朝鮮)に新たな紛争をもたらすような軍国主義的声明及び行動を減らすよう強く求める,軍事演習の度重なる実施は(両国の)緊張を高めるだけであるとして,これを深く憂慮する旨のコミュニケを発出した。

 

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