1.全国市長・市議会議員選挙関連
(1)5日、マドゥーロ大統領は、チャベス前大統領が生前最期の国民向け演説を行った12月8日(本年は全国市長・市議会議員選挙当日に相当)を
、「チャベス前大統領に忠誠と愛情を誓う日」に制定する旨発表した。
(2)16日、全国選挙評議会(CNE)が定める選挙日程に基づき、12月8日の全国市長・市議会議員選挙に向けた公式選挙キャンペーンが開始された(12月5日にキャンペーン終了)。
2.閣僚の交替
6日
、マドゥーロ大統領は、イサベル・イトゥリア保健大臣に代わり、フランシスコ・アルマーダ元保健大臣を新たな保健大臣に任命した。
3.政府による価格コスト統制政策と家電製品買い占め騒動
11日、マドゥーロ大統領は、不当価格で商品を販売する小売業者の摘発を強化する旨発表した。この政策が発端となり、全国各地の小売店で
、政府が強制的に値下げさせた家電製品を購入するために住民が殺到して長蛇の列となり、一部商店では略奪騒動に発展した。
4.大統領授権法の国会承認
14日に大統領授権法の第一回審議が、19日に第二回国会審議が行われ(同授権法の承認には国会で全議員数の5分の3(99票)以上の賛成票が必要)
、汚職問題及び経済闘争への迅速な対応を目的とする有効期限12ヶ月間の同授権法が承認された。
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