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 ベネズエラ・マンスリー政治情報(平成263月)

 

内 政

1.チャベス前大統領一周忌

 5日、チャベス前大統領一周忌記念式典・市民軍事パレードが行われ、マドゥーロ大統領やカストロ・キューバ国家評議会議長等が参列した。
 

2.野党関係者の逮捕及び議員資格剥奪

 マチャド国会議員は、OAS会合にパナマ政府の特別代表として参加し、政府に因れば憲法149条等に違反したため、議員資格を剥奪された。また、セバジョ・サンクリストバル市長等は、扇動罪等の容疑で当局に逮捕され、市長職を罷免された。
 

3.デモ活動

 野党支持者や学生は、引き続き、カラカス市内を含む全国各地において、政治囚の解放や経済状況の改善等を訴え、道路封鎖を含むデモ活動を行った。治安当局との衝突等により、死傷者や逮捕者が発生した。

 

外 交

1.当国情勢及び与野党間対話に関する動き

 ハウア外相は、3日の第25回国連人権理事会における演説、及び、4日の潘基文国連事務総長と会談において、当国情勢について説明した。

 6日、マドゥーロ大統領は、デシレ・ボウテルセ・スリナム(UNASUR議長国)大統領と会談し、当国情勢について協議するためのUNASUR外相会合の開催を要請した。UNASUR外相会合は、12日にサンティアゴ(チリ)にて、また、25、26日にカラカスにて行われた。
 

2.パナマ政府との外交関係断絶

 5日、マドゥーロ大統領は、当国情勢について批判的でありOAS緊急会合を開催し右について扱うべきであるとするパナマ政府に対し、「パナマ政府との間で政治・外交関係を断絶し、全ての経済・通商関係を凍結する」旨発言した。6日、当国政府は、口上書を通じ、パナマ政府に対し、ペドロ・ロベルト・ペレイラ・アロセメラ当地駐在パナマ大使に対するペルソナ・ノン・グラータを宣告した。
 

3.対米関係

 バイデン米副大統領及びケリー米国務長官ら米国政府高官は、引き続き、当国情勢及び政府の対応を疑問視し、OAS憲章に沿って必要に応じた厳しい制裁措置も辞さない構えを示した。他方、マドゥーロ大統領は、米国による内政干渉を批判する一方で、米国が相互主義を尊重する限り対話の扉は常に開かれている旨主張した。

 

 

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