ベネズエラ大統領就任式（与野党によるデモに対する安全対策：その3）と大使館の臨時休館

◎1月10日にリベルタドール市内において大統領就任式が開催されます。
 
◎1月9日には、与野党による大規模な集会や街宣活動が実施されましたが、これまでのところ概ね平穏裡に行われています。
 
◎しかしながら、9日、長期間地下に潜伏していた野党指導者のマリア・コリナ・マチャド氏がチャカオ市内の集会に参加し、その後一時連行されるという事案が発生しています。また、エドゥムンド・ゴンサレス野党大統領候補は、引き続き大統領就任宣誓のためにベネズエラに帰国する旨の意志を表明しています。与野党双方の支持者によるわずかな衝突で事態は急変する可能性があり、引き続き不透明な状況です。つきましては、不要不急の外出を避け、自らの安全確保に努めてください。
 
◎明日1月10日についても引き続き当大使館職員は在宅勤務とし、窓口業務は停止することといたします。
 

1　1月10日の大統領就任式には、多数の与党支持者がリベルタドール市内の国会議事堂周辺に集結することが予想されます。

2　1月9日には、全国的に与野党による大規模な集会や街宣活動が実施されました。カラボボ州やスリア州では、野党支持者と治安部隊との間で小規模な衝突が確認されましたが、これまでのところ概ね平穏裡に行われています。
 
3　しかしながら、9日、チャカオ市内において長期間地下に潜伏していた野党指導者のマリア・コリナ・マチャド氏が集会に参加し、一時連行されると言う事案が発生しています。また、エドゥムンド・ゴンサレス野党大統領候補は、引き続き大統領就任宣誓のためにベネズエラに帰国する旨の意志を表明しています。
 
4　このように明日以降も不透明な状況が継続する可能性があり、与野党双方の支持者によるわずかな衝突で事態は急変する可能性があります。不測の事態に巻き込まれないよう、不要不急の外出を避け、自らの安全確保に努めてください。また、市内で軍・治安当局による検問が多く実施されているところ、ご注意ください。
 
5　明日1月10日についても引き続き当大使館職員は在宅勤務とし、窓口業務は停止することといたします。