(1)対ホンジュラス関係
(イ)25日、チャベス大統領は、ホンジュラスで、セラヤ政権に対する反政府派クーデターが進行しているとし、同大統領及びホンジュラス国民に対する団結の意を表明した。
(ロ)28日、チャベス大統領はホンジュラスで発生したクーデターに関し、ベネズエラはセラヤ政権以外のいかなる政府も認めず、同大統領復帰のため、あらゆることを実行すると発言した。また、ラグナ駐ホンジュラス大使が攻撃を受けたことに対し、我が国の大使や大使館が攻撃されたのであれば、この暫定政府は戦争状態に入ったも同然であるとし、国軍へ厳戒態勢を敷くよう命じた。
(ハ)29日、チャベス大統領はニカラグアで開催されたリオ・グループ会合において、ホンジュラスで成立した非合法政府に対して何ら措置がとられなければ締め付けを行う必要があるとし、ペトロカリブ会合を開催して、ホンジュラスへの石油送付を停止する提案を行う用意があることを示した。
(ニ)30日、チャベス大統領は、セラヤ大統領一行がホンジュラス入りした際、一行に対する攻撃があれば、国連による軍事介入も必要との認識を示した。
(2)対エルサルバドル関係
(イ)1日、チャベス大統領は、予定されていたフネス・エルサルバドル大統領の就任式典に出席せず、外務省はその理由を同大統領に対する暗殺計画疑惑のためと発表した。
(ロ)2日、チャベス大統領は、自身が利用する予定であったキューバ航空機にミサイルを発射する暗殺計画があったと発言し、「29日の明け方より、オルテガ・ニカラグア大統領から随時関連情報を受け取っていた」と述べた。
(3)対ドミニカ国関係
13日、チャベス大統領はドミニカ国を訪問し、燃料プラント開所式に参加した。
(4)対多国間関係
(イ)3日、チャベス大統領は、米州機構(