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緊 急 情 報

平成21年1月22日

安全情報 No.3/2009(憲法修正国民投票反対派学生によるデモ行進について)

 カラカス首都圏警察等からの情報によりますと、明1月23日(金)、下記のとおり、憲法修正反対派学生による集会およびデモ行進が予定されています。混乱など不測の事態に発展する可能性も排除できませんので、在留邦人の皆様におかれましては、外出の際はくれぐれもご注意願います。

1.集合日時:1月23日(金) 午前 9時〜反対集会

                     午前10時〜デモ出発 

2.集合場所:チャカオ市:プラサ・ブリオン・チャカイート

3.目 的 地:リベルタドール市:全国選挙管理委員会(CNE)

4.目  的:政府が推進する憲法修正国民投票に反対し、併せ反対趣意書をCNEに提出するため

5.デモルート:プラサ・ブリオン・チャカイート→アベニーダ・ソラノ・ロペス→
プラサ・ベネズエラ→アベニーダ・メヒコ→アベニーダ・ウニベルシダー →プラサ・ベネズエラ→CNE

6.参加見込人員:反対派学生等約15,000人の見込み(カラカス首都圏警察情報)

7.警備体制:首都圏警察    約 1,000人

          国家警備軍    約   300人

                    チャカオ市警察 約   100人

以 上

 

 

平成21年1月15日

安全情報No2/2009憲法修正国民投票に対する各種デモに注意して下さい

 ベネズエラでは2月15日(日)に、憲法修正国民投票が予定され、現在カラカス首都区内では、憲法修正反対派学生らによる暴動が散発的に発生している状態です。憲法修正国民投票までは、下記のようにカラカス首都区内各地で反政府派学生らによる過激なデモ等が繰り返されることが予想されます。

1.14日、憲法改正に反対する学生を中心とした集団約400人が、カラカス首都区リベルタドール市モンタルバン地区の高速道路(フランシスコ・ファハルド)上に集結し、暴動事件が発生しました。治安当局からはカラカス首都圏警察機動隊(PM)、国家警備軍(GN)から約200人の鎮圧部隊が出動しました。学生らは高速道を封鎖し、停車している車輌を倒たり、投石を行うなどの暴動を起こし、鎮圧部隊の警察官数名が投石を受け負傷しました。

 また、カラカス首都圏警察からの情報では、同日、カラカス首都区スクレ市の高速道路(アベニーダ・ボジャカ)の北側に位置するアビラ山の山腹に反政府派の学生が放火し、アビラ山の山腹約6ヘクタールが消失しましたが現在は鎮火しています。

2.15日も、カラカス首都区リベルタドール市のプラサ・ボリーバルに反対派学生約200名が集結するなど散発的に学生らによる抗議行動が実施されており、カラカス首都圏警察機動隊が一部学生集団に向け催涙弾やプラスティク弾を使用し鎮圧する状況も出ています。カラカス首都区では、このような状況が今後憲法修正国民投票まで続く事も考えられ、また不測の事態に発展する可能性も排除できない状態です。

 憲法修正国民投票までは、カラカス首都区各地でこのようなデモ等が繰り返される可能性がありますので、首都区での移動は下記の点に十分留意し、不測の事態に巻き込まれることのないよう、安全対策を十分に心掛けてください。

3.カラカス首都区内移動の際の注意事項

(1)政府、政党及び治安機関の施設、車輌等には近づかない。

(2)集会やデモには近づかない。

(3)憲法修正に関するロゴ入りTシャツを着用している者には近づかない。

(4)夜間帯はもちろん昼間帯も不要不急の外出は控える。やむを得ず外出する場合は、不審者に対する職務質問等、取締強化が予想されるので、身分証明書(パスポート等)を携行する。

(5)外出の際は、テレビ等の報道で抗議活動を含む最新の治安情報に加え、治安当局による取締活動に関する情報の入手に努める。

(6)カラカス〜空港間の移動には、通常より時間がかかることも予想されるので、時間的な余裕を持って行動する。 

以 上

 

平成21年1月9日
 

安全情報No.1/2009(爆弾事件に御注意ください)
 

1.カラカス首都区内では政府系過激派組織「ラ・ピエドゥリータ」による爆弾事件が2008年9月から2009年1月までに5件発生しています。
「ラ・ピエドゥリータ」は、同じく政府系過激派組織の「トゥパマロ」を母体として、2005年に政府(チャベス大統領)を支持するため「1月23日」地区で結成された約40人の組織で、反政府支持団体及び個人宅に催涙弾を投げ込む等、過激な行動を示している団体です。現在のところ、死傷者等は出ていませんが、ベネズエラでは、全国規模の選挙・国民投票前に政府派・反政府派の過激派組織が爆弾事件を引き起こす傾向があり、3月までには、憲法修正国民投票が実施される予定であり、政府派・反政府派による爆弾事件等、今後も同様の事件が発生する可能性が排除できないことから引き続き注意が必要です。

2.つきましては、カラカス首都区内を移動される場合は、上記1.の内容に十分留意され、不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の治安情報に注意し、安全確保を十分心掛けてください。今回の事件に伴い治安当局がカラカス首都区内で警戒を強化しており、外国人に対する職務質問等も実施されます。移動に際しては、不要なトラブルを避けるため、パスポート等の身分を証明するものを携帯することをお勧めします。

3.爆発事件一覧

(1)08年9月23日(火)未明、カラカス首都区リベルタドール市アルタフロリダ地区に所在するグロボビシオン本社(反政府系テレビ局)前で、催涙弾1発が投げ込まれ爆発しました。

(2)08年10月14日(火)午後、カラカス首都区リベルタドール市サンタ・ロサリア地区に所在するエル・ヌエボ・パイス紙本社(反政府系新聞社)に対し、催涙弾2発が投げ込まれ爆発しました。

(3)08年12月1日(月)午前、カラカス首都区チャカオ市内に所在する反政府系のフリーライター宅に対し数発の催涙弾が投げ込まれ爆発しました。

(4)09年1月1日(木)夜半、カラカス首都区リベルタドール市アルタフロリダ地区に所在するグロボビシオン本社(反政府系テレビ局)に対し、催涙弾1発が投げ込まれ爆発しました。

(5)09年1月8日(木)、リベルタドール市エル・ボスケ地区に所在するキリスト教社会党(COPEI)本部に対し催涙弾1発が投げ込まれ爆発しました。

以 上