平成21年6月23日
安全情報
No.11/2009 (高額窃盗事件の発生について)
1.事件内容
(1)6月中旬、カラカス首都区にお住まいの邦人男性の自宅から高額の現金が盗難に遭う事件が発生しました。この事件では、邦人男性自宅のDIRECT・TVのメンテナンス作業の際、ご本人等が立ち会い出来ないため、マンションのコンシェルジェに自宅の鍵を手渡し作業依頼をしたのですが、作業終了から数日後、室内の現金等を保管している机の中を確認したところ、貴金属やクレジットカードは無事であったものの、現金を収納していた袋の中から、現金の一部が抜き取られていました。
(2)犯人はまだ判明しませんが、今のところ現金に接近する可能であった者を中心にCICPCの捜査官が事情聴取を行っています。
2.注意事項
(1)第3者に鍵を預け、自宅内に勝手に立ち入らせることは大変危険なことですので、絶対にしないようにして下さい。また、本人立ち会いの下でも第3者を自宅内に立ち入らせるときは、第3者から絶対に目を離さないなど、不審な行動をとらないよう監視することが必要です。
やむを得ず、立ち会いが出来ないときは、信用のできる知り合いの邦人の方等にお願いするようにして下さい。
(2)自宅に必要な現金以外は室内に保管しないようにして下さい。
(3)自宅に現金を保管するときは、小分けにして施錠の出来る複数の場所に分散して保管するようにして下さい。
(4)自宅の鍵をかけたからと言って、安心して現金や貴金属を机の上に放置したままにしないで下さい。自宅の鍵が知らない間に複製されている可能性もあります。
(5)自宅内で被害に気づいたときは、そのままの状態にして手で触らず直ぐ当館警備班まで連絡して下さい。(指紋採取等の鑑識活動が出来なくなります。)
在留邦人の皆様におかれましては、上記内容を参考とされ、同種被害に遭わないよう御注意願います。
以上 |