平成21年12月6日
安全情報 No.23/2009(強盗事件の発生について)
1.事件内容
(1)12月6日午前6時00分ころ、邦人男性がチャカオ市の中華朝市において車から降りて一人で歩いていたところ、2人組の強盗被害に遭いました。
(2)犯人(男性・年齢25歳から30歳)は、腹部に隠していたけん銃を被害者に見せ、現金を要求してきたため、ポケットに入れていた現金を手渡したところ、もう一人の犯人(詳細不明)が運転する、白色ピックアップトラックに乗車し逃走しました。
(3)被害現場は、既に朝市へ買い物に来た人の車が複数路上駐車されていましたが、たまたま、他の歩行者等が無く、犯人は人通りが無くなったときに一人で歩いている被害者を狙った様に思われます。
2.注意事項
(1)中華朝市は、邦人の皆様も毎週のようにご家族で買い物に行かれるなど、今までは比較的安全として知られておりましたが、最近、チャカオ市内でも強盗事件が多発しております。特に朝市は、大変混み合うことから、早め早めに行かれる方も多いかと思いますが、時間帯が早い分、人気が少なく犯人から狙われやすい危険もあります。今回のように人気の少ない場所で、車から降りられる場合は、降りられる前に一度周囲に不審な車や人がいないか、状況を確認してから行動するように心掛けて下さい。
(2)万一、被害に遭遇した場合、今回のように抵抗はしないようにして下さい。特にけん銃等を所持している犯人に対し、抵抗すると必ず発砲してきます。
(3)中華朝市会場には、チャカオ警察が常駐していますが、今回の事件を受けて当館から時間を早めた常駐をチャカオ警察には要請済みです。
以 上 |